太陽光発電投資の収支例
太陽光発電投資の収支の例をちょっと挙げてみるとどうなるでしょうか。
太陽光発電は技術革新の早い分野の一つですし、またそこには国の政策も大きく絡んでいます。
科学面と政治面の両方があり、将来を予想するのがかなり難しいものの一つではあるのですが、参考のために実例を挙げながら説明してみます。
太陽光発電システムの導入費用ですが、ざっくり言えば1kWあたり30万円前後といったところでしょう。
家庭用でごく一般的なものとして5kWのシステムを考えると、導入費用は150万円です。
5kWのシステムでの平均的な発電量ですが、夏も冬も、また快晴の日も雨の日も全てならして考えると、1日あたり15kWh、年間で5500kWhといった数字を挙げることができます。
電気の価格は変動もあり将来を予測しにくいところではありますが、今のところは1kWhあたり20円程度ですのでこれを当てはめると年間の収益は11万円です。
機器のメンテナンス費用などを無視すれば、14年で元が取れる収支計算となります。
太陽光発電は太陽光発電投資のシミュレーション
太陽光発電や太陽光発電投資をする場合、やはり収支計算のシミュレーションは大事というか、大いに気になる人がほとんどでしょう。
このような計算をするにあたっては、太陽光発電によりどれくらいの電気を生み出すことができ、その電気をどれくらいの価格で買い取ってもらうことができるのかが大きなポイントです。
発電量は基本的には太陽光パネルの大きさによって決まりますが、もちろんそれだけではありません。
日照時間も重要であるのは言うまでもなく、曇りや雨の日が続くような地域では当然ながら発電量は減少します。
設置する場所というか、太陽を捉える角度も大事な要素で、同じパネル面積であっても日光が斜めに差せば差すほど発電効率は減少するわけです。
ですから、パネルの大きさというか説明書上のシステム容量はあくまで参考でしかありません。
ごく平均的な5kWのシステムでも、1日に平均して10kWhしか発電できない地域もあれば、20kWh発電できる地域もあるからです。